イタリアの勉強をしているのですが、
聞きなれないブドウの
名前ばかりで大変です。
わかりやすくおしえてください!!
イタリアの土着品種すんごい多いんですよね(泣)
ふつうに生活していたら
あんまり出会わないので
覚えるのにはすごい苦労しました。
イタリアのワインは、
その土地ごとの料理に合わせたワインを
全土で造っているからハマったら
おもしろいとこだと思います。
ハマるまで勉強していきましょ~!!
過去に白ぶどうバージョンの記事を作っています!
まだ見てないよって方はこちら!!
この記事を見たら以下のことがわかりますよ!!
本記事の内容
- ワインを楽しむために
知っておくべきイタリア土着品種がわかる
この記事を書いている僕は、
バーテンダーとソムリエ歴は9年目です。
いま現在もソムリエ協会に
所属しているため情報は確かです。
赤ワインは全部渋いから苦手なんだよねー!!
って考えているかたはぜひこの記事をご覧ください。
*記事は3分くらいで読み終わります。
深堀りした解説とかは関連記事として貼っておきます。
【これだけは知っておきたい】ソムリエ厳選!! イタリア土着品種黒ぶどう8選①
次の2点をテーマにお話ししていきます。
- 黒ブドウについて
- ソムリエ厳選!!黒ぶどう4選
それでは一つずつ解説していきましょう。
黒ブドウについて
白ワインに主に使用される
ブドウ品種は白ブドウですが、
赤ワインに使用されるブドウ品種は
赤ブドウではなく黒ブドウと呼ばれます。
ブドウの果皮は黒みがかかった紫色をしています。
この果皮をブドウジュースに
漬け込むことにより色素がワインに移ります。
ワインの色についての記事は下のリンクからどうぞ!!
ソムリエ厳選!!イタリア土着品種黒ぶどう4選
今回は、
「これだけは知っていてほしい」という
イタリア土着品種黒ブドウ4種類を
「代表的なワイン」と「香りの特徴」も合わせて
みなさんにご紹介します。
サンジョベーゼ Sangiovese
イタリア代表 栽培面積1位
キャンティからブルネッロまで
北部の一部とシチリアを除き、
イタリアのほぼ全域で栽培されている。
突然変異を起こしやすく
多数の亜種があり、地域によって
さまざまな名前で呼ばれている。
テーブルワインからブルネッロなどの
偉大なワインまで幅広く造られる。
フレッシュな酸が特徴。
代表的なワイン
- サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャDOC
- キャンティ・クラシコDOCG(下の商品)
- ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG
- ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノDOCG
1本1万円越えの「ティニャネロ」や「ソライヤ」など
スーパータスカンと呼ばれる偉大なワインを
造るイタリアの名門アンティノリが手がける
キャンティ・クラシコ。
この前、本格イタリアンのトマトスパゲッティーと
このワインを合わせたら相性良すぎて
やばかったです!!
トマトの酸味たっぷりのパスタに出会ったら
このワインを思い出してください!!
香りの傾向
- スミレ ラズベリー
きのこ 獣
ネッビオーロ Nebbiolo
品の良い酸と上質なタンニン
イタリアの王様品種
バローロ、バルバレスコなど
偉大なワインを生み出す。
縁がオレンジ掛かったガーネット色で、
品の良い酸と上質なタンニンが特徴。
熟成によりトリュフや葉巻、
バラ、ミントなど複雑で官能的な
素晴らしい香りに変化を遂げる。
代表的なワイン
- ヴァルテッリーナ・スーペリオーレDOCG
- ガッティナーラDOCG
- バローロDOCG(下の商品)
- バルバレスコDOCG
「王のワイン」、「ワインの王」と
呼ばれるバローロ。
お値段するんでしょ?って声が
聞こえてきますが、
このワインはスーパーお手頃バローロです!!
あのガヤで修業した造り手で
伝統的なバローロの特徴である
見た目エレガント、味わいパワフルな
飲みごたえあるワインです。
前の職場で取り扱ってましたが、
価格も名前も売りやすいありがたやワインでした。(笑)
香りの傾向
- バラ ミント
枯れ葉 トリュフ
モンテプルチアーノ Montepulciano
果実味あふれる濃色品種
口当たりの良い人気者
主にアブルッツォ州や
中南部の州で栽培されている。
トスカーナ州の同名の町と
混同されることが多いが別物である。
柔らかな酸と豊かな果実香が特徴。
適度なボリュームで
バランスの取れた味わい。
代表的なワイン
- コーネロDOCG
- モンテプルチャーノ・ダブルッツォDOC(下の商品)
安定のウマニロンキを探していたら
なんとお得な2本飲み比べセット発見!!
カサーレヴェッキオのモンテプルチアーノは
リウボウで売ってたの買ったことあります。
「神の雫」っていうワインの漫画に
出ているワインで1本の木に2房しか
ブドウができないようにしてるので
色も味わいも濃いワインになってます。
飲み比べおもしろいかも!!
香りの傾向
- チェリーシロップ漬け プルーン
ブラックベリー チョコレート
アリアニコ Aglianico
南イタリアのキングと称される
力強い長熟向き品種
南部を中心に栽培され、
火山性土壌との相性が良い。
香り高く、酸味、タンニンが豊かで、
力強いワインに仕上がる。
タンニンが強いため熟すのが遅い。
熟しすぎると
香りが飛んでしまうため
栽培が非常に難しい。
代表的なワイン
- アリアニコ・デル・タブルノDOCG
- タウラージDOCG(下の商品)
- アリアニコ・デル・ヴルトゥレDOC
ワイン評論家で有名なジェームズサックリングが
95点を付けた新星ワイナリーのワイン。
新樽を70%も使って13か月熟成しているので
ブドウ本来の濃縮的な黒系フルーツと
新樽由来のチョコや葉巻なんかの香りが
足されて飲みごたえバツグン!!
酒好きならつまみなしで飲んでいられる
ジューシーすぎるワインです。
香りの傾向
- ブラックチェリー プルーン
クローブ カンゾウ
まとめ【バラエティーあふれるイタリア品種】
記事のポイントをまとめます。
- 赤ワインの色は黒ブドウの色素が
ブドウジュースに移ることでできる。 - イタリアの土着品種黒ぶどう4つ
1、サンジョベーゼ
2、ネッビオーロ
3、モンテプルチアーノ
4、アリアニコ
今回取り上げた4種の土着品種ブドウは
イタリア黒ぶどう生産量15位以内に
入っているものなので
しっかり覚えていきたいです。
今回はこんな感じです。
ソムリエ試験を独学で勉強したいという方はこちらもご覧くださいねー!!